カーペットの
クリーニング
カーペットのクリーニングとは
カーペットのクリーニングの場合、衣類などのクリーニングと異なり汚れを浮き出させて吸い取る必要性がございます。プロフェッショナルなクリーニングで汚れ、カビ、定期的なメンテナンスでカーペットの寿命を延ばす施工を行います。
クリー二ングは化学
アーネストでは、クリーニングに使うケミカルや道具は科学技術を結集して作られています。
プロが使うケミカル材の特性と素材の相性を見極めて使用することで、素材を守り、カーペットの寿命を蘇えらせます。
IICRC許可証明
アーネストでは有資格者が施工させていただきます。
カーペットについて
身近に使用されているカーペットには多くの種類、素材が存在いたします。
カーペットの種類
カーペットは繊維製品です。天然繊維から化学繊維、様々な繊維が使用されています。クリーニングするに当たり、繊維の特徴や織り、刺繍、接着、圧縮など様々な製造方法など現場で鑑別をすることで、色の問題、縮みや伸び、パイルの形状、可視性ソイルのトラブルを避け施工しています。一般的にウイルトン・タフテッド・タイルカーペット・ペルシャ絨毯、トルコ絨毯などがあげられます。
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ウィルトンカーペットとは
ウィルトン(Wilton)とはイギリスの地名で、18世紀半ばにこの地方で初めて作られた織物を“ウィルトン織り”と呼んでいます。ウィルトン織りは手織りのような風合いを機械織りで再現した、とても繊細な織模様が特徴の高級カーペットです。オリエンタル柄や、最近ではシンプルでモダンなスタイルのものも登場しています。
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タフテッドカーペットとは
タフテッドカーペットは、基布(布地)にミシン針でパイルを植え付ける方式で生産されています。基布にパイル(繊維)を波縫いのようにして刺し込み、基布の裏面に出てくる縫い目の部分はラテックス(ゴム)でコーティングして固定しています。生産する速度が早いため大量生産が可能になります。
※ウィルトン織の30倍ほどのスピードで生産可能。使用する基布の厚みや加工方法を工夫することで、「防ダニ」「防音」「フリーカットOK」「洗濯OK」など、日々の暮らしに役立つ機能をプラスできます。 -
タイルカーペットとは
タイルカーペットとは正方形や長方形のパネル状のカーペットで、カラーや柄を組み合わせたり、並べ方を変えたり、 好みに合わせてデザインを楽しめる床材です。 オフィスや住宅、児童施設など、幅広い場所で選ばれています。
カーペットの構造
カーペットの製法では、丸くループ状に仕上げたループパイルと、繊維の表面を切りそろえたカットパイルが代表的です。
国産品では、ポリ塩化ビニル(PVC)が一般的で、パイルの長さによって厚みは様々です。住宅向けの物は比較的厚みがあり、ふんわりと柔らかい踏み心地です。オフィス向けの物は耐久性を持たせるため、パイルの長さが短く、しっかりとした踏み心地の物が多いです。
これらのように折り方や製法によって、汚れの付きやすさや洗浄方法が変わります。アーネストでは、特性に合わせたクリーニングで、美観だけではなく、素材を守りながら、カーペットの寿命を延ばすように施工をしてまいります。
クリーニングの詳細
カーペットの清潔さや美観は建物全体の財産とそこで過ごす人々の健康にも影響を与えます。
高級ブラント店やオフィスの応接室などでは高級なカーペットを使用している場合があります。質の高いプロフェッショナルなクリーニングを実施することで、長期的に健康と美観、耐久寿命を延ばすことができます。
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天然繊維のクリーニング
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簡易的なカーペットの補修
クリーニングの世界基準IICRC S100“クリーニング基準ガイド”によるカーペットクリーニングの基本は、
ドライソイルの除去
汚れの懸濁
エクストラクション
グルーミング
乾燥
となります。クリーニング方法はドライクリーニングシステムとウエットクリーニングシステムに大きく分かれ、この手順は昔から変わりなく行われてきました。
月日経過の中でケミカルや機材などは大きく進化してきましたが、基本的な作業には変わりがありません。いくら良い機材を使用していても、根本的な科学的根拠や使用方法を間違えていると、本来の成果が得られない場合がございます。
汚れの種類と分類・
プロセスについて
カーペットの最も大きな特徴は表面積の大きさになります。ハードフロアの約100倍と、繊維と繊維のすき間に空気層の大きさをクリーニングでは意識する必要があります。カーペットのパイル部分では実に全体の体積の9/10が空気層であり、繊維が占める体積は全体の1/10しかありません。
「カーペットは汚れを隠す床材」といわれるように、その繊維の容積と同じ位の容積の汚れを隠し込んでしまいます。ハードフロアとは全く異質のカーペット独特の汚れを効果的に除去するための洗浄理論やケミカルの知識、pHの知識、クリーニングの化学からお客様のカーペットをクリーニングしております。
屋内環境には、ほこり、皮屑、アレルゲン、汚染物質、さらには脂っこい土壌などの汚染物質がカーペットの内部に隠れています。そこを歩くことで、室内の空気中に舞い上がることになるため、健康被害の影響も少なくありません。
クリーニングをするための心得
アーネストでは以下の内容を理解、判断し、クリーニング施工を行っております。
繊維の鑑別
構造・スタイルの確認
汚れの種類、分類・プロセス
pHの確認
状態に合わせたクリーニング方法
シミ取り作業とシミの判別と対処
安全衛生
カーペットクリーニングの費用例
お客様の貴重なカーペット(財産)を定期的なメンテナンスから災害などの復元まで幅広く対応させていただきます。
只今準備中
繊維製品のサービス
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サービス対象
商業施設
オフィス
お店・ホテル
個人宅
災害時の復旧 -
クリーニング対象製品
カーペット
ラグ
絨毯など
カーペットの清掃でアーネストが選ばれる理由
プロが行うクリーニングは「何が違うのか」「何を意識して施工している」と思いますか?
機材と経験、科学的根拠の違い!
アーネストでは最新の機材やケミカル、情報を集め、お客様にご提供させていただきます。DIYで使用するクリーニング機材などでは、水圧が低く、掃除機が弱いことが多いです。カーペットの繊維を完全にすすぐことができない場合や内部にまで洗剤が届かないと、汚れが残り、悪臭や雑菌が繁殖することがあります。
掃除後のカーペットの乾燥
カーペットをクリーニングをすると、大量の洗剤や水を使用いたします。乾燥がおろそかになってしまうと、カーペットクリーナーや汚水が内部に残ってしまいます。アーネストではカーペットレーキを使用し、高速ファンを使用して、クリーニング後にカーペットをスピードドライいたします。
高温の蒸気でカーペットの掃除
カーペットを洗浄するのに沸騰に近いスチームでカーペットの内部まで洗浄をいたします。
高温の蒸気でクリーニングをすることで、繊維の内部まで浸透し頑固な汚れにも効果的に作用させることができます。
カーペットの修理と修復
カーペットの状態が著しく悪い場合、修理や修復が必要な場合がございます。カーペットの再織り、再房、色の修復、接着されたインサート、または汚れの除去などにも幅広く対応しております。
カーペットは通常、引っ張られた状態で設置されます。周辺のグリッパーバーを介して形状を保持しています。時間が経過するにつれて、波立つように変形を引き起こす場合がございます。
インスタレーションを再装着または再ストレッチすることができるので、見栄えが良いだけでなく、新品同様の形状に戻すことができます。
以下にカーペットでよくある修繕事例をご紹介させていただきます。
ペットや害虫
カーペットのやけど
スプリットシーム
商業施設や住宅などボンドがはがれ、めくれあがってくると、美観を損ねるだけではなく、店頭などの危険を伴う場合があります。
カーペットも取り付けているボンドも時間が経つにつれ、結露や汚れ、衝撃などのストレスから継ぎ目から剥がれてくることがございます。
カーペットの汚染・染色
染色や程度から、工程やケミカルの使い分けをし、清潔に美観を取り戻します。
カーペットの課題と環境
21世紀最大の課題「地球環境」。「カーペットは使い捨て」という感覚が定着してしまっている日本では、その廃棄処分によるゴミの量が深刻な問題となってきています。IICRC認定のインストラクターによる「カーペットクリーニングテクニシャン(CCT)コース」をはじめ、各種勉強会や研修会を継続的に受講し、高いレベルの技術者を育成する事により、価値あるサービスを消費者に還元し、日本におけるカーペットクリーニングの社会的地位を確立させ、地球環境に貢献することを目指しています。