ファイヤーダメージレストレーションの様子
マンションの3階部分で出火しました。
小野寺:この写真は、ハワイのインターステートでトレーニング期間中に起きた火災です。
右の写真は、火災発生の翌日の写真です。3階は当然ファイヤーダメージを受けています。3階より上の階はほぼすべての部屋でスモークダメージを受けていました。3階より下は、水害を受けている状況です。途中で我々は帰国をしましたが、室内外合わせてインターステートが約3億円で受注をいたしました。
火災後の緊急緩和措置の様子
小野寺:出火の翌日にマンション内に許可を頂き入るとカーペットはすでに廃棄され、緊急緩和措置が取られていました。この段階では、まだどの企業がレストレーションを行うのか決まっていない状況です。鎮火後すぐの夜間に検証を行ったようですが、日本では現場に立ち入るまでもう少し長い時間が必要になります。
除湿器とエアースクラバーは設置され、乾燥と消臭が始まっています。この後に各部屋の住人とマンションオーナーに作業の契約を行っています。誰が作業料金を支払うのか確定するまでは作業は行いません。
処理が終わりリフォーム前の様子
小野寺:火災後のすべての処理が終わった状況です。キッチンやバスも再利用をします。
使える什器類はすべて使用するのがレストレーションです。火災で臭いのついてしまった衣類もレストアします。オフィスであれば重要書類の復旧も行います。濡れてしまった重要書類の復旧や少し焦げてしまった書類の復旧もレストア業者の仕事です。技術の高いレストア会社であればパソコンなどの基盤の復旧や燃えてしまった貴重な機械類の復旧までも行う企業が存在しています。